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昨今の繊維業界

アパレル業界のシミ抜き

一般的な服から高級な背広まで、アパレルでは製造後に厳しい品質チェックがあります。日本ならではの厳格な検査にて、シミ、シワ、色ムラ、汚れ、縫製のミスなどが発見され商品として落第点を付けられます。お店に出すには、専門の技術を持った会社ですべて均一な問題の無い仕上がりにしなければなりません。 繊維業界では、30年以上も前から生産工程の途中で染み・汚れ・色ムラ・キズ・糸の細さ・シワ・ホコリ等による品質のばらつきに悩まされてきました。そこで冒頭の、修正・補修を専門にする専門技術が磨かれ、今ではアパレル関連製品の99%以上は、修正可能となりました。 そんなプロの技術からいくつか役に立つ話を伝授します。まず、繊維に付着した汚れ・染みを取るには、こすることでは落ちません。ブラシや洗剤でゴシゴシとこすっても、汚れが移動する(広がったり薄まったりする程度)ことしかできません。つまり、何時間こすっても汚れは除去できないのです。 汚れ・シミを取るのに重要なのは、専用溶剤と「約6000回/分」の早さで「叩く」ことです。これは衣料品だけではなく繊維全般なので、ポリエステル・ポリウレタンを使用している車のシートでも同じです。 クリーニング店では、一部の店は機材(下記写真参照)を用いてシミ抜き等の施工を行っていますが、技術力が低く多種多様な繊維に対応できません。そこで、リスク回避(失敗による繊維へのダメージ)のためソフトな溶剤を使っていますが、それが原因で客先が満足するようなレベルで汚れを除去できていない例が多く見られます。 我々のパートナー企業は、世界的なブランド(LOUIS BUITTON, Burberry...)の日本販売前の修正も数多く手がけております。このようなアパレルメーカーの要求する品質基準は非常に高く、販売する衣服にシミ等はひとつも許されない状況になります。従い、汚れを除去する技術、多様な汚れに対応できる数百種類に及ぶ溶剤、を駆使して対応しているのです。 アパレルの修正技術を持った会社は非常に少なく、独自に繊維に関する技術と溶剤の開発を行っています。常に高級ブランドからの修正汚れ取りの依頼が絶えないような企業になるには、たゆまぬ努力と技術の集積にあります。


汚れが取れる仕組み


仕組みの説明